ボタン鈴

優しくて力強い鈴子さんの作る陶の釦、その作陶と繋がる世界の出来事を綴ります。(金城陶器所公認ブログ)

おくりもの

やちむん屋のaちゃんが

鈴子さんの釦を使ってブローチを作り

プレゼントしてくれました。

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自分で柿渋染めをした布を使い、

ポチャギ作りの技術で縫い縫い。

隅の隅まで心のこもったブローチ。

彼女の作る器そのもの。

一目でお気に入りに。


鈴子さんが見たら

またウルウルしてしまうはず。

偶然の顔

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展示会の釦の整理中博美さんが

『これ顔に見えない?顔枠作ろう』

という所から顔に見える釦を拾っては

一つのお膳の中に。

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かなり個性的な面々が集まりだしました。

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右手の一番上なんてE・Tそのもの。

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作為がないだけになんともいえない表情


風立ちぬ

この1日2日で沖縄は

風は爽やかに、

朝夕は大分冷え込んできました。

作業は敏男窯で器の整理。

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庭のサンニン(月桃)の実が赤く染まって

います。

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鈴子さんは草むしり。

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『綺麗になったじゃろ』

嬉しそうに笑う鈴子さん。


余韻の余韻

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展示会から数日が経ち、やっと空に気付く。

『青いなぁ、、』秋の空。

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展示会で知り合った習字の先生の教室に

鈴子さん、博美さんと訪ねました。


部屋にあがると墨の良い香りが

気持ちをすっとさせてくれました。


お話をすると生徒さんは

93歳に88歳と驚きの年齢ばかりですが、

そのはつらつとした目の輝きと若さに

強い力を感じました。


しかも皆さん、色々な活動をなさっていて、

驚くスケジュール内容ですが

毎週水曜日、習字とその後の

お茶を頂きながらのゆんたくで

リフレッシュするそうです。

私もこんな風に年を重ねて

元気に生きて行きたいなと思いました。

良い時間を頂き、ありがとうございました。

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そう、習字教室に行く前に水円にも寄り、、

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仕込みの途中だったので顔だけみて

直ぐに おいとましようとしたら

お茶が出て来てゆんたくに。

ありがとうね。

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初めて出会った、

水円の子やまさん(猫)の奥さん。

やまさんととても仲がいいと教えてもらう。

静かな空気の優しい子。

100万回生きたねこ』の 白い猫を

思い出していました。


ただそこにいるだけで人に良い感化を

与える人。

素直に感謝させて貰える事が本当に

有難いです。

でも、そのものを讃えるあまり言葉は

陳腐になりがちで、

一番伝えたい事が伝えられない事も

しばしば


それ以上でも、

それ以下にもならないように

文章を書けたら良いなと

水円での日々を思い起こして

考えていました。