おくりもの
やちむん屋のaちゃんが
鈴子さんの釦を使ってブローチを作り
プレゼントしてくれました。
、
自分で柿渋染めをした布を使い、
ポチャギ作りの技術で縫い縫い。
隅の隅まで心のこもったブローチ。
彼女の作る器そのもの。
一目でお気に入りに。
鈴子さんが見たら
またウルウルしてしまうはず。
偶然の顔
展示会の釦の整理中博美さんが
『これ顔に見えない?顔枠作ろう』
という所から顔に見える釦を拾っては
一つのお膳の中に。
かなり個性的な面々が集まりだしました。
右手の一番上なんてE・Tそのもの。
作為がないだけになんともいえない表情。
次へ
次の窯、次の展示会に向け
鈴子さんは動き出しています。
余韻の余韻
展示会から数日が経ち、やっと空に気付く。
『青いなぁ、、』秋の空。
展示会で知り合った習字の先生の教室に
鈴子さん、博美さんと訪ねました。
部屋にあがると墨の良い香りが
気持ちをすっとさせてくれました。
お話をすると生徒さんは
93歳に88歳と驚きの年齢ばかりですが、
そのはつらつとした目の輝きと若さに
強い力を感じました。
しかも皆さん、色々な活動をなさっていて、
驚くスケジュール内容ですが
毎週水曜日、習字とその後の
お茶を頂きながらのゆんたくで
リフレッシュするそうです。
私もこんな風に年を重ねて
元気に生きて行きたいなと思いました。
良い時間を頂き、ありがとうございました。
そう、習字教室に行く前に水円にも寄り、、
仕込みの途中だったので顔だけみて
直ぐに おいとましようとしたら
お茶が出て来てゆんたくに。
ありがとうね。
初めて出会った、
水円の子やまさん(猫)の奥さん。
やまさんととても仲がいいと教えてもらう。
静かな空気の優しい子。
『100万回生きたねこ』の 白い猫を
思い出していました。
ただそこにいるだけで人に良い感化を
与える人。
素直に感謝させて貰える事が本当に
有難いです。
でも、そのものを讃えるあまり言葉は
陳腐になりがちで、
一番伝えたい事が伝えられない事も
しばしば。
それ以上でも、
それ以下にもならないように
文章を書けたら良いなと
水円での日々を思い起こして
考えていました。