夜明け前
0時に前の工房と交代して
攻め炊き(器を焼くための本焼き)
が始まりました。
!
薪を入れる前。
薪を入れると窯は火を噴き、
龍のようにも見えます。
薪を入れる窓。
薪を入れる時、火の強さで
上と下の睫毛が
溶けて顔にくっついたりします。
瞬きすると離れるけれど。
焼き具合を見る為の色味本、
楊枝壺を使っています。
窯の中、高温過ぎて写りません。
朝5時に窯炊きは無事終わり
窯やから外に出ると、
気持ちの良い風の向こうに
空いっぱいの鱗雲。
うっすらと朝が やって来ていました。
『このまま海に行きたいね』と博美さん。
行きたい。
窯炊きの後は火のエネルギーが体に
宿るのか、
窯炊き後は何時もハイに。
用事が無ければ海に行って、
服のまま飛び込みたい気持ち。
(今もハイです)
来週の水曜日が窯出しです。
鈴子さんの釦、
どんな風に生まれてくるか楽しみです。